ChatGPTの公開以来、業務におけるAIの活用は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進において重要なテーマとなっている。業務でAIを効率的に活用するためには、優れたAI処理性能を持つPCが欠かせない。こうしたAI活用に求められる性能を備えているのが、サードウェーブの14インチノートPC「THIRDWAVE F-14LN5LA-B 法人モデル」だ。

高速&低電力でAI処理が可能

「THIRDWAVE F-14LN5LA-B 法人モデル」は、CPUに「Intel Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)」(以下、シリーズ2)を搭載している。シリーズ2は、従来の「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ1)」の14スレッドから8スレッドに減らすことで、CPUの電力効率を最大2.29倍、GPUの電力効率を最大2倍に向上させている。CPUとGPUの電力効率を高め、パッケージ全体の消費電力を最大50%低減させた。さらにシリーズ2はAI処理性能も向上している。マイクロソフトが提唱するCopilot+ PCの最小システム要件である40TOPS以上のNPU性能を満たす※、最大48TOPSのNPUを搭載している。安全なローカル環境でさまざまなAI処理を高速に実行できる。

 それではどのようなAI機能を活用できるのか。今回は二つ紹介しよう。一つ目が、マイクロソフトの対話型AIアシスタント機能「Copilot」だ。Copilotを利用することで、より生産性の高い業務に集中できる。キーボードにはCopilotキーを搭載しており、シームレスにCopilotを業務に活用可能だ。

 二つ目が、「リコール」だ。Recallは、PC上で閲覧したドキュメントやWebサイトなどをAIが検索、表示する機能だ。知りたい情報に素早くアクセスでき、スムーズな作業再開を実現する。

THIRDWAVE F-14LN5LA-B 法人モデル

対面・オンライン双方の会議で活用

 THIRDWAVE F-14LN5LA-B 法人モデルは、対面・オンライン双方のコミュニケーションで活用できる。まずは対面でのコミュニケーションで活用可能な特長を見ていこう。モニターは180度開き、画面情報を相手と共有できるスタイルに対応。画面の表示向きを変えられるため、PCの方向を変えることなくスムーズに相手に画面を見せられる。そして顧客先にPCを持っていくのであれば、携帯性は何より重要だ。本体重量が約950g、厚さが約18mmなので、移動の際もかさばらない。さらに米国国防総省が定める調達基準「MIL規格」に準拠し、高温/低温テストや衝撃テストといった11種類の耐久試験をクリアしている。持ち運びの際にも安心だ。
 続いて、オンラインでのコミュニケーションで活用できる特長を見ていこう。デュアルマイク付のFHD Webカメラを搭載しており、きめ細かな映像を相手に届けられる。またモニターはWUXGAの解像度を備えているため、表情の変化といった相手の反応が分かりやすい。さらに、オンラインでのコミュニケーションを快適なものにするAI機能を二つ搭載している。一つ目が、「Windows Studioエフェクト」だ。AIが照明や背景、話者の位置を自動調整し、映像を常に自然で見やすく補正する。二つ目が、音声を文字起こしする「ライブ キャプション」だ。英語の音声を日本語字幕で表示できるため、グローバルなやりとりをスムーズする。
 優れたAI機能で業務の効率化や快適なオンラインコミュニケーションを実現するだけでなく、軽量・堅牢な筐体で持ち運びにも優れており、対面でのコミュニケーションにも活用できるPCだ。

※一部のデバイスでCopilot+ PCを利用するためには、2025年に提供予定の無料アップデートが必要になる。提供時期は、デバイスと地域によって異なる。詳細は、aka.ms/copilotpluspcsを参照してほしい。

モニターは最大180度開く。画面回転と併用すれば、PCの方向を変えることなくスムーズに相手に画面を見せられる。