新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことをきっかけに、オフィス勤務に戻る従業員が増えた。しかし一度リモートワークが浸透したので、完全にオフィス勤務のみに戻すのではなく、ハイブリッドワークを実践する企業も多いだろう。従って会議室は、オフィス勤務の従業員とリモートワークの従業員がやりとりを行うWeb会議にも、オフィス勤務の従業員同士が話し合いを行うオフラインの会議にも対応できる環境にしておきたい。そこで活用したいのが、PHILIPSの31.5インチモニター「329P1H/11」だ。
329P1H/11
最小限のコストでWeb会議に対応
329P1H/11は31.5インチの画面を備えている。50インチ以上の大型モニターやプロジェクターを導入しづらい、2〜4人規模の会議室にお薦めだ。本体にWebカメラやマイクが搭載※1されているため、別途カメラなどの機器を購入する必要がない。大規模な映像出力装置や、Webカメラ・マイクを導入せずに、最小限のコストで既存の商談スペースをWeb会議対応の会議室に変えられる。
スタンドは高さ180mm、チルトマイナス5〜25度、スイベルマイナス180〜180度、ピボット左右90度まで調整可能だ。329P1H/11のWebカメラに全員が映り切らない場合でも、モニターの高さや角度を簡単に変えて調整が行える。
Web会議の際に不安なのが、ノートPCの充電切れだ。特にプレゼンテーションをしていると、発表者はモニターのそばにいるため、近くに空いているコンセントがないケースもあるだろう。329P1H/11は、インターフェースに電源供給が可能※2なUSB Type-Cを備えている。そのため、コンテンツを投映しながらノートPCの充電が行えるのだ。電源ケーブルを持ち込み忘れても、充電を気にせずにプレゼンテーションができる。ノートPCの充電切れで発表を中断することもないので、円滑な進行が行えるのだ。
ほかにもWeb会議のトラブルとして考えられるのは、社内Wi-Fiが切れてしまうケースだ。急にネットワーク接続ができなくなり、Web会議が中断する恐れがある。復旧に時間を取られてクライアントがプレゼンテーションの内容を忘れてしまったり、会議が長引いてしまったりといった問題が想定できる。しかし329P1H/11であれば、RJ45に対応しているため、LANケーブルを挿しておけば有線LANを使用できるのだ。社内のWi-Fi接続が不安定な場合でも、安心してプレゼンテーションを続けられる。
4K対応で高画質なプレゼンが可能
もちろん329P1H/11は、オフラインの会議でも活躍する。329P1H/11は4Kに対応※3しているため、プレゼンテーションで提示する製品のPR画像や動画を高画質で映し出せる。オフラインで出席しているクライアントへ、製品の魅力を十分に伝えられるのだ。
329P1H/11は性能面だけでなく、モニターの新規導入に当たっての課題も解決する特長がある。329P1H/11には、HDMIケーブルやDisplayPortケーブル、USB Type-C to Cケーブルなど、純正ケーブルが豊富に同梱されている。別途手配したケーブルとモニターの相性が悪く、接続が上手く行かないというトラブルを避けられるので、安心して使い始めることが可能だ。端子の種類も複数あるので、接続したい機器に合わせて純正ケーブルを変えられる点も魅力だ。
また329P1H/11は、本体だけでなく、329P1H/11に同梱される全てのアイテムに5年間の製品保証が付いている。修理はセンドバック対応で、修理時の専用箱や往復の送料、検査技術料、修理キャンセル料は無料だ。修理に当たって累計使用時間の制限もない。顧客から直接サポートセンターへの問い合わせも可能なので、販売後の手離れが良いのだ。
オフラインの会議環境を整えられ、Web会議対応の環境も簡単に整備できる329P1H/11。導入後のサポートも充実している本製品は、ハイブリッドワーク時代のプレゼンテーションに貢献する。
※1 ※2 ※3カメラ・マイクの使用可否・給電および接続可否については、接続するPCメーカーへの確認が必要。