基本的には同じように使える
Numbersを起動すると、Excelでもおなじみの罫線が引かれた画面になる。ここに項目や数値を入力していけばいいので、迷わず使えるはずだ。
ただ、ちょっと違うのが、罫線が画面いっぱいに広がっていないこと。表を作り終えたら罫線の範囲をドラッグして表とぴったり同じ大きさにすることができるのだ。
自由な位置に別の表を作れる
Excelでは、全体を罫線が支配している。つまり、どこかの列や行の幅や高さを調整すると全体が自動的に調整されてしまうのは、ご存じの通りだ。1つのワークシートに複数の表を並べようとすると見栄えがよろしくないのはこんな理由から。使いづらいと思っていた方も少なくないだろう。
ところが、Numbersでは画面の好きな位置に別の表を挿入できる。事前に作った表とはそれぞれ別のオブジェクトのように考えればOK。列、幅を調整しても影響はまったくない。つまり、複数の表を自由自在にレイアウトできるわけだ。
見栄えのいい書類を作れる
Numbersでは、表やグラフはそれぞれがオブジェクトになっていると考えればよく、自由にレイアウトできるために見栄えよく仕上げることができる。ただし、別の表を参照して計算をする際には少し面倒だが。
Numbersは、見栄えのよい書類を作る機能でExcelにはない魅力がある。iPadやiPhoneでもこんな基本的なレイアウトは可能なので、Macをお持ちではない方も、ぜひ試してみてほしい。みなさんの関心が高いようならまた機能を紹介していきたいと思っている。