SSE(セキュリティサービスエッジ)

SSEは「Security Service Edge(セキュリティサービスエッジ)」の略語で、クラウド環境でセキュリティ対策を強化するサービスパッケージのこと。サイバー攻撃を検知するSIEMのセキュリティ機能部分に特化したサービス。

SSEには以下の3つの構成要素がある。

SWG(セキュアウェブゲートウェイ):インターネットへのアクセス制御を担う機能をクラウド型で提供する。

CASB(クラウドアクセスセキュリティブローカー):クラウドサービスへの接続を監視・制御するソリューション。

ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス):アプリケーションやデータ、サービスに、安全にアクセスできるように、ユーザーの信用性を評価するソリューション。

SSEはアクセス先の安全性を判断し、危険な場合はアクセス制限をかけてリスクを軽減させる。ネットワークセキュリティが一元化されているため、ネットワークに負荷をかけずに、高セキュリティを実現できる。また、複数のセキュリティソリューションを導入せずにすむため、コストを抑えられるメリットがある。

(青木逸美)

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