ヤマハのスピーカーフォン「YVC-1000MS」で
Web会議がやっと快適になる

ヤマハのスピーカーフォン
「YVC-1000MS」で
Web会議がやっと快適になる

働き方改革は仕事道具改革でもある。コスト一辺倒で選択すればよいというものでもない。この連載では、仕事へのマインドセットを変えてしまうような、メーカーのこだわりが光る仕事道具〈ワークツール〉を探し出して紹介する。初回は、トラブりがちなWeb会議を“普通の会話”にしてくれるヤマハのスピーカーフォンYVC-1000MSだ。文/鳥居一豊

テレワークと共に日本でも要注目のWeb会議だが……
足を引っ張る機材トラブルに悩む企業多し!

テレワークと共に
日本でも要注目のWeb会議だが……
足を引っ張る機材トラブルに悩む企業多し!

 どんな仕事であっても「会議」はつきもの。しかし、これがなかなかの難物だ。資料作りも大変だが、そもそも参加者が時間を合わせて一箇所に集合することが何より難しい。可能ならばもっと効率良く済ませて、会議に費やす時間を減らしたい……。

 そんななか、働き方改革の代名詞とも言えるテレワークの普及によって、いわゆるWeb会議の需要が高まってきた。テレビ会議、遠隔会議などとも呼ばれるが、要はインターネットを利用して参加者それぞれが遠隔地から会議に参加することを指す。会議のたびに全員集合する必要がないので就業時間を効率よく使えるのが最大のメリットだ。複数の会社が関わる共同事業や、外部スタッフが多い案件ではもはや必須と言えるだろう。

 しかしその一方、「正直に言うと使い物にならなかった。今は採用していない」という企業もあるのでは。実際、映画やドラマでバリバリ使われているのは見かけるが、リアルでは思ったほど浸透していないようにも感じる。

 その一因は、「毎回機材トラブルで会議時間が無駄に長引く」「相手の喋り声が聞き取れない/こちら側の喋り声が相手に上手く伝わらない」という基本中の基本で躓く企業が少なくないためだ。特に、会議室に据え置くタイプを導入した上でその調子だと、Web会議への印象が一気に悪化する。悩んだ末に機材を変更しても変わらないともなれば、「今でもある程度は集まれるんだから、残りのメンバーもなんとか集合させろ」となり、結果的に働き方改革ごと後退する羽目に陥る。

現実問題として、たいていのWeb会議では機材トラブルがつきものだ。

機材変更を繰り返す企業が最後に落ち着くのはヤマハ製品

機材変更を繰り返す企業が
最後に落ち着くのはヤマハ製品

 ところが最近興味深い話を聞いた。そうした諸問題に悩んでシステム変更を繰り返していた企業ほど、ヤマハ製に変えた途端、事態が落ち着くという。

 その理由は、音響機器メーカーならではの開発者のこだわりが詰め込まれた製品〈仕事道具〉だからだ。

 今回は、知っているようでよく知らないWeb会議向けの仕事道具「スピーカーフォン」について、長年製品を開発し、高いシェアを誇っているヤマハに詳しく聞くとともに、スピーカーフォンを使って効率よく会議を進めるためのコツを伝授してもらった。

 会議は全員が同じ場所に集まってやらないと、話し合いにならない――。こんな精神論めいた意見に反感を覚える人もいるだろう。だが実はこれ、真実でもあるのだ。

ヤマハのWeb会議向けスピーカーフォン/マイク&スピーカーのラインナップ。
据え置き、携帯可能、HDカメラ付きなど用途に応じた製品が並ぶ。

ヤマハのWeb会議向けスピーカーフォン/
マイク&スピーカーのラインナップ。
据え置き、携帯可能、HDカメラ付きなど
用途に応じた製品が並ぶ。