圧縮のメリット

 ファイルを圧縮すると容量を減らせる。とはいえ、その割合はデータの種類による。最近は画像データなども最適化が進んでいるので大した容量節約にはならない。とはいえ、複数のファイルをまとめて1つにできるメリットが見逃せない。仕事で複数のファイルを送る際には、圧縮して1つにまとめられるわけだ。
 使い方は簡単で、圧縮したいファイルをドラッグするなどして選択し、右クリックで「ZIPファイルに圧縮する」を選べばOKだ。

ファイルをまとめて右クリックする
「ZIPファイルに圧縮する」を選ぶ
ZIPファイルができあがった

ファイルを解凍する

 ファイルを圧縮するとZIPというファイルの種類に変わる。アイコンを見るとフォルダーにジッパーがついたようなデザインになるので、変わったことがすぐにわかるはずだ。
 この圧縮されたZIPファイルを受け取ったら、解凍することで利用できるようになる。圧縮を元に戻すのを「解凍」と呼ぶわけだ。ただし、メニュー上では「解凍」ではなく「展開」と表記される。
 こちらも作業は簡単で、圧縮されたファイルを右クリックして、「すべて展開」を選べばいい。ダイアログが表示されたら、展開するフォルダーを選択すればそこにフォルダーができあがり、ファイルが使えるようになる。なお、フォルダーを選択しないと、圧縮されたファイルが存在するフォルダーが選ばれるようになっている。

圧縮されたファイルを右クリックして、展開する
展開する先のフォルダーを指定する
隣に展開したフォルダーができあがった。この中にあるファイルを元通りに利用できるわけだ

「Microsoft 365」のご利用にはサブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」がお薦めです!