プロ仕様の収録用マイク

ECM-L1

ソニー
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 ソニーは、ラべリアマイクロフォン「ECM-L1」を発売した。本製品は、プロの映像収録向きのエレクトレットコンデンサーマイクロホン「ECM-77」シリーズの技術を継承し、高音質な収音性能を実現した。ケーブルは、断線を考慮し、伸縮に強い2.2mmの厚さだ。また、3.5mmマイク入力端子を備えたスマートフォン、PCなどから電源を供給できる「プラグインパワー方式」に対応。マイクの存在感の少ないメタルタイプと、屋外でノイズを抑制しやすいファータイプの2種類のウインドスクリーンも同梱した。ピンマイク形状で襟元や胸元に装着でき、インタビューやライブ配信など、多様な収録に使える。

モニター付きのラベルプリンター

TD-2350D

ブラザー工業
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 ブラザー工業は、感熱ラベルプリンター「TD-2350D」を発売した。本製品は、2.6インチのモノクロモニターを搭載しており、プリンターの状態が一目で確認できる。各種設定も楽々行える。発行したラベルを自動でカットする「オートカッターモード」は、オプションで選べるようになった。現場の運用に合わせて、オートカッターモードのほか、「剥離(ハクリ)モード」(オプション)、「連続印刷モード」(標準仕様)の三つから選べる。工具での修理対応が必要だった「サーマルプリントヘッド」や「プラテンローラー」が工具不要で交換できるようになり、現場業務を止めずに使える。

360度カメラで映像を自動調整

RICOH Meeting 360 V2

リコー
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 リコーは、Web会議用マイクスピーカー「RICOH Meeting 360 V2」を発売した。本製品は、上部に複眼の360度カメラを採用。会議室内の参加者の発言や動きを全方位で認識し、自動でクローズアップと分割と露出補正が可能だ。最大8W×3の高品質スピーカーや、最大6mまで集音できるマイクも搭載。上部のボタンを押下すれば、話者1人/話者3人/上下二分割/パノラマなしなど、表示モードを切り替えられる。PCからのUSB給電に対応し、電源接続も不要だ。専用アプリケーション「RICOH Meeting 360 Apps for Windows」(mac版も有り)では、PCと本製品をつなぐだけで録画録音が可能だ。

AI性能とサステナビリティを両立

Latitude 5455

デル・テクノロジーズ
27万2,305円
 デル・テクノロジーズは、14インチCopilot+ PC「Latitude 5455」を発売した。CPUは「Snapdragon X Plus」というSoCで、オンデバイスAI(機器内で処理を完結するAI)を搭載している。「Microsoft Copilot」にも対応しており、Eメールの要約、スプレッドシートの分析、提案のドラフトやプレゼンテーションの作成などの作業を短縮できそうだ。ベゼルには「ポスト コンシューマー再生プラスチック」を50%、スピーカーボックス、カバー、パームレスト、底面カバーの内部フレームには同素材を30%、タッチパッド ブラケットには「再生スチール」を15%使用し、サステナビリティにも配慮の行き届いた設計だ。

耳をふさがず小さな声も集音

MM-BTSH71BK

サンワサプライ
1万1,000円
 サンワサプライは、オープンイヤーヘッドセット「MM-BTSH71BK」を発売した。本体重量が約21gとかなり軽量で、1日中使い続けやすい。集音性を高める単一指向性マイクを採用し、クリアで聞き取りやすい音声を出力可能だ。マイクアームを動かせば、マイク位置も調整できる。周囲のノイズを軽減しつつ、発話者が小声でも音声を拾いやすい「デュアルマイクノイズキャンセル」機能も搭載した。Bluetooth接続が可能で、ワイヤレスのためケーブルを気にせず使用できる。また、ロングバッテリー搭載で最大9時間の連続稼働が可能だ。耳をふさがないため蒸れたり疲れたりしにくい仕様だ。

Wi-Fi 7&三つの周波数帯に対応

WXR9300BE6P

バッファロー
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 バッファローは、トライバンドWi-Fiルーター「WXR9300BE6P」を10月下旬に発売予定だ。本製品は最新規格「Wi-Fi 7」に対応した。上部に搭載している「3軸回転外付けアンテナ」は、パフォーマンスを最大化する設計だ。6GHzを2ストリーム、5GHzを2ストリーム、2.4GHzを2ストリームと三つの帯域を合計で6ストリームを備える。三つの帯域を同時に利用できる「MLO(Multi-Link Operation)」機能にも対応している。各周波数帯の理論値を合算し、最大で9,334Mbps(理論値)での通信を実現。迅速な通信性能を活用可能だ。干渉波を受けても影響のない通信帯域を利用し、通信の安定化が期待できる。