コーディング
プログラミング言語やマークアップ言語を使ってソースコードを作成することをコーディング（coding）という。ソースコードとはプログラムを作る際、コンピュータに特定のタスクを実行する方法を伝える文字列のこと。人が見て理解しやすいテキストの形で記述されている。
コーディングは、ソフトウェア開発やWebサイト制作の基礎となるスキルである。プログラムの機能や動作を定義するコマンドや命令文を記述し、論理的な構造を構築していく。コーディングすることで、設計したソフトウェア（もしくはWebサイト）が具象化される。
例えば、Webページのコーディングでは、HTML（Hyper Text Markup Language）を利用して文字や画像を表示させたり、CSS（Cascading Style Sheets）を利用して背景色や文字フォントの変更をしたりする。これらの作業を行う人を「コーダー」と呼ぶ。また、コーディングには品質にばらつきが出ないように、記述方法のルール「コーディング規約」が定められている。
似た言葉に「プログラミング」があるが、意味合いは大きく異なる。プログラミングはプログラム作成の作業全体を指す。コーディングはプログラミングの一部分であり、ソースコードを作成する作業にあたる。
