マイナンバーカード

マイナンバーカードとは、国民全員に指定されている12桁の個人番号であるマイナンバーが記載され、本人確認を1枚で行うことができるカード。マイナンバーカードにはICチップが埋め込まれており、電子的に個人を認証できる。

カードは住所、氏名、生年月日、性別などが記載されており、顔写真も付いている。また、マイナンバーを変換したQRコードも印刷されている。マイナンバーカードは運転免許証やパスポートなどと同じく、公的な身分証明書として使用できる。このマイナンバーカードを持っていることにより、住民票や印鑑証明などをコンビニで発行したり、確定申告をオンラインで行える。また、最近では消費活性化策として実施されているマイナポイントの利用もマイナンバーカードが必要だ。

現状では、行政の手続きなどがなければ必ずしも必要とはいえない状況だが、2021年度からは保険証として使えるようになったり、確定申告もオンライン申告では控除額が増える。今後、行政のデジタル化が進んだ暁には、マイナンバーカードの有無が工数の低減につながるだろう。ちなみにマイナンバーカードには有効期限があり、発行から10回目(20歳未満は5回目)の誕生日までに更新する必要がある。
(陣武雅文)

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