Facebookの「インサイト」とは
Facebookに限らず、SNSでは過去の投稿やユーザーの反応状況などを振り返り、分析することが重要です。Facebookページを運用している場合「インサイト」というツールが無料で使えますので、こちらを活用して分析や改善に役立てていきましょう。
以前の記事にて、Facebookの「インサイト」について解説したことがあるのですが、あれからFacebookがMeta社に変わり、「インサイト」の画面も変更になっています。本稿では、新しくなった「インサイト」について改めて解説したいと思います。
なお現在、Facebookページには「プロフェッショナルダッシュボード」の「インサイト」と「Meta Business Suite」の「インサイト」の2種類が用意されています。前者は簡易的な分析ツール、後者はより詳しく見たい時に使うツールと押さえておくとよいでしょう。
まずは「プロフェッショナルダッシュボード」の「インサイト」について詳しく見てみましょう。
プロフェッショナルダッシュボードの「インサイト」を見てみよう
【1】Facebookページにログインした状態で、左サイドバーの「インサイト」をクリックします。
【2】「インサイト」の画面が表示されます。「ページの概要」では期間内のリーチ数、エンゲージメント(投稿への反応数)、ページへの新規「いいね!」などが確認できます。
「詳細を見る」をクリックしてみましょう。さらに詳しい項目と数字が表示されます。
【3】「インサイトの概要」画面へ戻ります。次に「ページの概要」の下にある「高パフォーマンス」では、期間内においてリーチ数やエンゲージメント数がよかった投稿が表示されます。
「詳細を見る」をクリックしましょう。数値がよかった投稿の詳細を確認することができます。
【4】再度「インサイト」の概要画面へ戻ります。「高パフォーマンス」の下に「コンテンツ」という項目があります。期間内の投稿について「リーチ数」と「エンゲージメント」が一覧になって表示されます。
「コンテンツを見る」をクリックしてみましょう。投稿ごとの数値が一覧で表示されます。
【5】再度「インサイト」の概要へ戻り「コンテンツ」の下にある「オーディエンス」を見てみましょう。ここではFacebookページの投稿にアクセスした人の年齢層や男女、地域が表示されます。
「もっと見る」をクリックしましょう。アクセスしたユーザーの地域について、さらに詳しい情報を閲覧することができます。
このように「プロフェッショナルダッシュボード」の「インサイト」では、期間内でのアクセス状況など、ざっとの概要をつかむことができます。定期的にアクセスし、振り返りや投稿内容の改善に役立ててください。
まとめ
Facebookページに付属する「インサイト」には「プロフェッショナルダッシュボード」の「インサイト」と「Meta Business Suite」の「インサイト」の2種類があります。今回は簡易版である「プロフェッショナルダッシュボード」の「インサイト」について解説しました。
次回は、「Meta Business Suite」の「インサイト」について詳しく見てみましょう。