生成AIで投稿文も作成できる
SNSに投稿するためのテーマがある程度見えてくると、運用の見通しが立ちやすくなります。これだけでも、SNS担当者の負担が軽減されるのではないかと思いますが、実際には文章や写真・動画などの素材が揃っていないと投稿できません。
特に、文章の作成について「苦手」という人も多く、時間がかかる工程の一つになっています。
そこで、生成AIを使って投稿文を作成してみましょう。
生成AIでInstagramの投稿文を作成してみよう
前回の記事で生成AIが作成したテーマの中から、一つテーマを選んで投稿文を作成するプロンプトを入力します。
【1】ChatGPTに出力してもらう内容を決めよう
前回と同様、パン屋を例にした場合
・季節のパンに関する投稿文
・500文字以内のInstagram投稿文
・絵文字も使用する(ただし3個まで)
【2】プロンプトを入力しよう
上記でピックアップした内容をもとに、以下のようなプロンプトをChatGPTに入力します。なお、前回プロンプトを入力した画面に、続けてプロンプトを入力する場合は、一行目の「神田で地域密着型のパン屋を運営しています」は省略してもOKです。
- 神田で地域密着型のパン屋を運営しています。
- Instagramで季節のパン「春の桜パン」を紹介する投稿文を作成してください。
- 500文字以内、絵文字は3個まで使ってOKです。
【3】以下のような投稿文が作成されました(ハッシュタグもついています)

【4】さらに複数の案を作成する
この時点で、1案しか提示されていないので、さらに複数の案を作成してみましょう。
- あと5案作成してください。
【5】5つの投稿案が作成されました

さらにブラッシュアップしたい場合は、以下を試してみてください。
- 「もっと絵文字を使って楽しそうな雰囲気に」などの追加プロンプトを入れる
- パンの食感や風味(もっちり、ふわっと、香ばしい、バターが香る)などをChatGPTに伝え、より精度の高い内容へ書き換える
- ユーザーの声(「今までにはない食感」「歯ごたえがよい」など)を追加する
ざっくりしたプロンプトでも投稿文を作成できますが、さらに投稿テーマに関連する情報を詳しく伝えることで、よりリアルな投稿文が作成できる可能性が高まります。
生成AIを使う時の基本は「対話する」ことです。何度かやり取りする中で、希望に近いアウトプットになるよう追加のプロンプトを入れてみてください。
時間がある時にこの作業をまとめて行っておき、投稿文をExcelやスプレッドシートに記入しておくと、投稿のストックが出来上がります。それを元に、Instagramに投稿していきましょう。「予約投稿」の機能を使っての投稿がおすすめです。
まとめ
生成AIを活用してInstagramの投稿案を作成する方法について解説しました。特に文章作成が苦手、あるいは時間がかかってしまう人におすすめです。時間がある時にまとめて作成し、予約投稿をしておけば、SNSの運用効率が格段に上がります。ぜひトライしてみてください。
次回は、生成AIを活用したスケジュールの立案について解説します。お楽しみに!