クリエイティブガイダンスナビゲーター

Facebookに限らず、SNS各社が運営者向けに、さまざまな情報が提供されています。何か操作方法で困ったときや、わからないことが出てきた時に「サポート」や「ヘルプ」のページを見ることはあっても、情報提供や分析データ、あるいは教育系のコンテンツは見たことがないという方は少なくありません。

無料の動画レッスンやビジネスニュース、成功事例の紹介など、いろいろなコンテンツがありますが、今回は「クリエイティブガイダンスナビゲーター」について取り上げたいと思います。

▼クリエイティブガイダンスナビゲーター
https://www.facebook.com/business/campaign-guidance-navigator/
英語で書かれている項目もあれば、日本語で表示されているものもありますので一緒に見ていきましょう。

「何から始めるべきか迷ったら」を見てみよう

まずは「何から始めるか迷ったら」をクリックしてみます。

画面をスクロールすると、いくつかのアドバイスが表示されます。
英語と日本語がありますが、ここでは、日本語で書かれたものの中からピックアップしてみます。
「クリック単価を下げるには、テキストを減らしましょう」をクリックしてください。

クリック単価(CPC)を減らすコツが記載されているページが表示されました。さらに詳しく知るために「使い方」というボタンをクリックしてみます。

広告内テキストのクリエイティブのベストプラクティス」というページが表示されました。

スクロールすると、効果をあげるポイントがまとめられています。まとめると以下の通りです。

  1. メインのテキスト(コピー)は短く(最大1~3行に)
  2. 画像に文字を入れるときは、ビジュアルの邪魔にならないようにする。フォントはスッキリした大き目のもので、ビジュアルとは対照的な色を使用する
  3. 利用者にして欲しいことを「CTA」(コールトゥーアクション)のボタンで伝える(※投稿を見たユーザーにどんなアクションを起こして欲しいか、いくつか選択肢の中から設定できる機能がある)
【各テキストの長さ(推奨)】

メインテキスト:125文字、見出し:40文字、説明:25文字

※メインテキスト、見出し、説明は以下の項目です

その他に、次のようなアドバイスも掲載されています。

  • ユーザーが閲覧する媒体ごとにテキスト(コピー)の長さを変更できる機能を利用する
  • Facebook広告にはA/Bテストの機能があるので、複数のテキストを試してみることでパフォーマンスを最適化できる

これ以外にも、数多くのデータとアドバイスがありますので、ぜひ参考にしてください。
(Meta社の傘下にInstagramが入っているため、Instagramに関する情報提供もあります)

▼Instagramのコンテンツを改善するにはどうすればよいですか。
https://www.facebook.com/business/campaign-guidance-navigator/tag/instagram

▼最適なコンテンツクリエイターとより効果的に提携するにはどうすればよいですか。
https://www.facebook.com/business/campaign-guidance-navigator/tag/branded-content

▼動画広告を強化するにはどうすればよいですか。
https://www.facebook.com/business/campaign-guidance-navigator/tag/video

▼中小ビジネスが広告の効果を高めるにはどうすればよいですか。
https://www.facebook.com/business/campaign-guidance-navigator/tag/small-business

▼FacebookやInstagramストーリーズでブランドに注目を集めるにはどうすればよいですか。
https://www.facebook.com/business/campaign-guidance-navigator/tag/stories

▼広告を使ってコンバージョンを増やすにはどうすればよいですか。
https://www.facebook.com/business/campaign-guidance-navigator/tag/stories

まとめ

このように公式から役に立つ情報が提供されていることがあります。成果に関するデータはさまざまな企業が分析、解説していますので、ネットで調べるといくつかの情報が出てきます。しかし、公式からのデータをチェックしたことがあるかとたずねると、実はあまり見たことがないという回答をいただくことが少なくありません。SNS担当者であれば、こうした公式からの情報も定期的にチェックしておきましょう。