計画を立てて運用することの重要性

Instagramの運用で、一定の頻度投稿を行うことは非常に大事です。特に認知度を獲得する段階、あるいはファンを拡大するステージにおいては、フォロワーに忘れられないよう適切な頻度を確保しながら、見通しを持って運用することが大切です。

ここからは、計画を立てて運用するコツについて解説します。

目的と方向性を明確に

Instagramを運用する上で、まずは目的を明確にしておきましょう。

  • フォロワーを増やしたい
  • 商品やサービスを宣伝したい
  • 企業やブランドの認知度を高めたい

など、目的によって運用方法が違ってきますので、まずはここを明確にしましょう。なお、目的は一度決めたら固定ではなく、状況に合わせて変更してOKです。

次に運用方針ですが、特に決めておきたいのが「どこまで投稿の質にこだわるか」です。ビジュアルの1枚1枚に文字や加工を施すような凝った投稿にするのか、もしくは業務の様子などを切り取って簡易な加工のみで投稿していくのかで、投稿にどのぐらいのリソースが必要なのかも変わってきます。Instagramは、年々投稿のクオリティが上がっており、ビジュアルの作り込みや動画作成など、凝った投稿を作るとなると、かなり時間がかかるケースもあります。内製できない場合も出てくるかもしれません。

そのあたりも含めて、あくまでスタッフでできる範囲の内容にするのか、凝った投稿で運用していくのかを検討しておきましょう。

運用カレンダーを作成し、日々の投稿案に落とし込む

目的や方向性が決まったら、運用カレンダーを作成しましょう。やはり計画的に運用する上で、コンテンツカレンダーの作成は欠かせません。どのタイミングでどのようなコンテンツを投稿するかを事前に決めておくことで、一貫性のある投稿が可能になります。また、季節やイベント、キャンペーンなどに合わせたコンテンツも計画しておきましょう。

作成する手順は、まず半期や1年分の予定をざっと立ててから、日々の投稿を示した運用カレンダーへと落とし込んでいくという流れになります。

▲運用計画書(サンプル)
▲運用カレンダー(サンプル)

このようにあらかじめ何を投稿するかを決めておき、担当者間で共有しておくと、スムーズな定期運用ができるようになります。

分析も忘れずに

計画を立てて運用することのメリットとしては、結果を分析しやすくなることがあげられます。どの投稿が最も反応がよかったのか、リーチ数を獲得できた投稿はどれか、あるいはどの時間帯に投稿すると効果的なのかをデータから学び、次の計画に反映させるようにしましょう。常に改善し続けることが大切です。

Instagramを分析する上で、元の数字となる「インサイト」については、以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

まとめ

計画を立てて運用することは、Instagramを効果的に活用するための基本です。目的や方針を明確にし、運用カレンダーを作って定期的に投稿できるようにしましょう。そして施策を行ったら、必ず分析と改善を行うことを忘れずに!