自宅・会社に限定せずさまざまな場所で業務を行うハイブリッドワークが進んだことで、自分の作業環境に合わせた新しいノートPCを求めるユーザーもいるだろう。会話中にマイクに入り込む環境音を除去する機能や、軽いタッチでもタイピングできるキーボードを備えたノートPCを提案することで、顧客のハイブリッドワークをサポートしよう。
※価格は全て税込
薄さ約7.4mmのコンパクトボディ
ICD-TX660
ソニー
オープンプライス
ソニーは、16GBのフラッシュメモリーを内蔵したICレコーダー「ICD-TX660」を発売した。薄さ約7.4mm、重さ約29gのスティック型デザインで、ジャケットのポケットや手帳に挟んでスマートに録音が可能だ。従来機器「ICD-TX650」では約15時間だった稼働時間を約17時間まで伸長し、営業会議が延長してもより長く録音できる。電源がオフでも録音ボタンを押せばすぐに録音を開始する「ワンプッシュ録音」機能を備え、インタビューなどでの急な録音機会を逃しにくい。録音開始のタイミングをあらかじめ設定可能な「録音開始タイマー」機能を搭載し、会議での録音し忘れを防止できる。
夜間でもクリアな映像を録画
TS-NS310W
アイ・オー・データ機器
2万9,260円
アイ・オー・データ機器は、200万画素の映像を広範囲に録画できる屋内用ネットワークカメラ「TS-NS310W」を2022年2月上旬に発売予定だ。本製品で録画した映像は、Windows用カメラ視聴ソフト「Qwatch Monitor」かスマートフォン用カメラ映像視聴アプリ「QwatchView」から確認できる。同アプリで画角の遠隔操作も可能だ。可動範囲は垂直方向に120度、水平方向に355度、最大4倍までのズームに対応する。設置場所の明るさを認識し、周囲が暗くなると自動的に赤外線LEDで録画を行う「暗視モード」に切り替えられ、夜間や倉庫などの暗い場所でもクリアな映像を録画可能だ。
AIがマイクに入り込む雑音を低減
Let's note FV1
パナソニック
オープンプライス
パナソニックは、QHD液晶を採用した14インチノートPC「Let's note FV1」を発売した。CPUにはインテル Core i7-1165G7 プロセッサーを採用。ホイールパッドの面積は直径約64mmで、従来製品「Let's note LV9」より約2.2倍拡大したため、よりスムーズにドラッグ・ピンチ操作ができる。会話中にマイクに入り込む環境音を低減する「AIノイズ除去」機能を搭載し、周囲の雑音をカットして発話者の声を会議参加者へクリアに伝えられる。ステレオスピーカーより遠くまで音が届く「ボックス型スピーカー」を内蔵し、複数人の会議室でも外部スピーカーを接続せずに快適なWeb会議が行える。
軽いタッチでも入力を認識
LIFEBOOK MH75/F3
富士通クライアントコンピューティング
オープンプライス
富士通クライアントコンピューティングは、フルHDモニター採用の14インチワイドノートPC「LIFEBOOK MH75/F3」を発売した。CPUにはインテル Core i7-1165G7 プロセッサーを採用。キーを深く打ち込まなくても入力を検出する「高レスポンスキーボード」を備え、軽いタッチでも入力漏れを減らせる。キーボードは各指の力に応じてエリアごとにキーの重さを2段階に設定した「2段階押下圧」設計で、快適な文字入力を実現する。キートップはわずかに凹形状の「球面シリンドリカルキートップ」を採用したため、キーが指に沿いやすく、長時間のタイピングでの疲れにくさを追求した設計だ。
業務ファイルを常時更新
さよなら手書き 8
ソースネクスト
パッケージ版:4,290円
ソースネクストは、書類の記入や押印をデジタル化する文書作成ソフトウェア「さよなら手書き 8」のパッケージ版を発売した。保存ファイルにコメントを付ける機能を新たに追加し、似た業務書類のファイルを区別する際に活用できる。会社印の作成や押印した状態での印刷ができる「印鑑作成」機能を改善し、書類の指定した場所への直接押印が可能になった。日付の変換など6種類の電卓を使用でき、計算結果をコピーしてテキストボックスに貼り付けられる「電卓・単位変換ツール」も搭載している。この機能により、複雑な計算結果の入力ミスを減らせる。
ノイズの少ない音声を出力
MM-SPUTC1BK
サンワサプライ
7,040円
サンワサプライは、厚さ25mmまでの機器に取り付け可能なサウンドバースピーカー「MM-SPUTC1BK」を発売した。USB Type-Cケーブル1本でノートPCなどに接続でき、ケーブルが煩雑化しない。実用最大出力は6Wで、ノイズの少ないデジタル音声を高音質で出力可能だ。本体にマイクを内蔵しているため、別途音声入力機器を用意せずにWeb会話が行える。ボリュームコントロールと電源ボタンが分かれているため、電源のオン/オフをしても調整済みの音量で再度使い始められる。本体を固定するクリップの内側にはラバーを付属し、滑りにくい設置を実現する。