サブスクリプション
サービスの利用期間に応じて料金を徴収するビジネスモデルのこと。期間内であれば使いたい放題となることが多い。「サブスク」と略されることも多い。
サブスクリプションの料金は通常、サービスごとに単体で購入するよりも安く設定される。たとえば「1種類100円のコンテンツが15種類まとまったパッケージを月額利用料金1000円で提供する」といった形だ。顧客はサービスを安価に、そして必要な期間のみ支払えばよい。提供側はサービス単体での販売時と比べて、時節による売上の上下動を小さく抑えられるため、事業計画が立てやすくなる。
サブスクリプションはネット上のサービスに留まらず、食料や自動車、家具、知育玩具などの分野にも広がっており、今後様々なサービスが登場すると思われる。ただ、顧客が毎月支払える金額には限度があり、契約するサービスの取捨選択が進めば、使われるサブスクリプションと使われないサブスクリプションの差は広がっていくと考えられる。
(陣武雅文)