ポストホック
ポストホック(post hoc)は、ラテン語で「この後」を意味し、調査データを後から分析する手法を指す。すでに結果の出た調査データを確認して、事前に予定されていなかった分析を行った場合、ポストホックとみなされる。「事後解析(post hoc analysis)」とも言う。
他にラテン語由来の「アドホック(ad hoc)」がある。アドホックは「その場しのぎ」という意味があり、緊急で臨時に行われる分析を指す。
生成モデルに対して、後付けの形で説明性を付け加えるアプローチもポストホックの一つで、「PXGen(A Post-hoc Explainable Method for Generative Models)」と呼ばれる。生成モデルとは、AIが元画像を学習し、それを元に新たなデータを生成するモデルのこと。ゲーム開発やイラスト、Webデザインなどの幅広い分野で活用されている。