Figmaコミュニティとは
Figmaコミュニティとは、Figmaのユーザーがデザインファイルやプラグイン、ウィジェット、テンプレートなどを共有できる公式プラットフォームです。世界中のデザイナーや開発者が協力し、学び合うことができます。
参考サイト:Figmaコミュニティ
第36回の記事でも同様に、作業を効率化するための便利なデザイナー向けプラグインを7つ紹介しています。
ノイズテクスチャーを作れる「Noise & Texture」
ノイズやテクスチャーを簡単に作成できるプラグインです。
プラグイン側で用意されているテクスチャーの種類が多く、そのまま利用することもできます。粒度のサイズやカラー、透明度など細かく設定してオリジナルのノイズテクスチャーを作成することも可能です。
ダウンロード可能なプラグイン:Noise & Texture

メッシュグラデーションを作れる「Mesh Gradient」
メッシュグラデーションを簡単に作成できるプラグインです。
色と色数を設定し、メッシュポイントを動かすだけで作成できます。
ダウンロード可能なプラグイン:Mesh Gradient

さきほど紹介したNoise & Textureなどと組み合わせることで、よりオリジナル性の高いグラデーションを作成できます。

図形を均等に分割する「Split Shape」
図形を均等に分割できるプラグインです。
Figmaの標準では図形を均等に分割する機能がないため、重宝するプラグインのひとつです。Columns(横の列数)、Rows(縦の行数)、Gutter(シェイプ間の余白)、Margin(元の図形からの左右のマージン)を設定できます。
ダウンロード可能なプラグイン:Split Shape

画面遷移図を簡単に作れる「Autoflow」
フロー図や画面遷移図を簡単に作れるプラグインです。
プロトタイプモードを使って画面遷移を確認することはできますが、デザインモードで画面遷移を視覚化したいといった場合に使用します。矢印を普通に描写するのとは違い、オブジェクトとオブジェクトを繋いでいるため、並び順を調整したい場合でも気にせずにオブジェクトを移動できます。
ダウンロード可能なプラグイン:Autoflow

色スタイル、テキストスタイルのガイドページを作成してくれる「Color Style Guide」、「Typography Style Guide」
スタイルに登録している色、テキストのガイドページを一瞬で作成してくれるプラグインです。
デザインデータを複数人で共有する際に、色スタイルやテキストスタイルのガイドページがあると便利です。
「Color Style Guide」では、登録した色、名前、HEX・RGB・HSLの各値、説明を作成してくれます。
ダウンロード可能なプラグイン:Color Style Guide

「Typography Style Guide」では、登録したテキストの名前、フォント、サイズ、行間、サンプルテキスト、説明を作成してくれます。
ダウンロード可能なプラグイン:Typography Style Guide

WebページをFigmaに変換できる「html.to.design」
WebページをFigmaに変換できるプラグインです。
例えば、デザインの構造を把握したいときや、元のデータが見つからずにデザインの改修が難しい場合に役立ちます。複数のWebページをインポートすると、画面遷移のプロトタイプを自動で設定してくれるため非常に便利です。
しかし、未公開の画面は読み込めない、すべてがそのまま再現できるわけではない、無料版では月に10回までしか変換できないなどいくつか注意点があります。
ダウンロード可能なプラグイン:html.to.design

まとめ
今回は、Figmaのデザイナー向け便利なプラグイン【上級者編】を紹介しました。デザインそのものに関わるプラグインから、デザインしたその先を見据えるプラグインまでさまざまです。Figmaコミュニティにはまだまだたくさんの便利なプラグインが公開されています。自分にあったプラグインがなければ、自身でプラグインを開発するのもおもしろいかもしれませんね。