映像を活用した広告は、商品の販売促進に効果的だ。今回は縦置きや天吊り傾斜など多様な設置方法に対応する4Kディスプレイや、投映画面の位置調整が行える「レンズシフト機能」により照明などの障害物を気にせず取り付けられるプロジェクターなど、設置場所の自由度が高い製品が登場している。顧客の設置環境に合わせた製品を提案し、商品の訴求力向上を支援しよう。
※価格は全て税込
多様な設置方法に対応
FW-65BZ30J/BZ
ソニー
オープンプライス
ソニーは、4K業務用65Vインチディスプレイ「FW-65BZ30J/BZ」を発売した。従来のLEDよりも表現できる色域範囲が広い「トリルミナス プロ」により、細部まで忠実な色を自然に再現する。全ての入力/出力端子を側面に集約しているため、外部機器との接続も容易だ。「本体キー/リモコン使用の制限」機能により、サイネージ利用時の電源を切るいたずらを防げる。横置きのほか、縦置きや天吊り傾斜での設置、壁掛け用金具への固定設置など、用途やスペースに合わせた多様な設置方法に対応する。初期設定時にテーブルトップ、または壁掛けに最適な音質に設定可能だ。
性能と軽さを両立
VAIO Pro Z
VAIO
オープンプライス
VAIOは、ビジネス向け14インチノートPC「VAIO Pro Z」を発売した。CPUには第11世代インテル Core プロセッサー H35シリーズを搭載。本製品は筐体全面に炭素繊維を使用した「立体成型フルカーボンボディ」を採用し、約958gの軽さを実現しながらデスクトップ級のプロセッサーを備えている。新開発の専用設計バッテリーにより連続34時間の稼働が可能だ。キーボードはキートップ中央が0.3mmくぼんでおり、指のフィット感を向上させ誤入力の軽減につなげられる。離席を感知しPCを自動でロックする「離席オートロック」機能により、ユーザー不在時ののぞき見を防止できる。
Web会議に必要な機能が1台に
KAIGIO MeePet
ソースネクスト
2万9,700円
ソースネクストは、Web会議用デバイス「KAIGIO MeePet」を発売した。Web会議ソフト、Webカメラ、マイク、スピーカーを搭載し、「Zoom」「Microsoft Teams」「Webex」の会議IDやパスワードを入力すれば、本製品1台でWeb会議に参加できる。Teamsのみ利用時にMicrosoft 365のアカウントが必要だ。Microsoft 365のアカウントと連携すると、予定表を読み込み本製品に会議予定を表示できる。別々のWeb会議システムの予定が混在していても、共通の参加ボタンをタップしてそれぞれの会議に参加可能だ。初期設定はWi-FiかLANケーブルでインターネットに接続すれば完了する。
マルチディスプレイに適した狭額縁
B277Dbmiprczx
日本エイサー
オープンプライス
日本エイサーは、狭額縁に対応した27インチワイドモニター「B277Dbmiprczx」を発売した。本製品はベゼル上部にマイク付のWebカメラを搭載し、別途カメラなどを用意せずにWeb会議が行える。Webカメラは顔認証機能を搭載し、Windows Hello対応のPCで設定を行えば、本製品のWebカメラに顔を向けるだけでWindows PCへログインできる。ベゼルを極限まで薄くした「ゼロ・フレームデザイン」を採用し、マルチディスプレイ環境でも境目が気になりにくい。同梱されるケーブルでモニターとデスクトップPCをつなげば、モニターの電源ボタンからモニターとPCを同時に起動可能だ。
7,000lmの明るさを実現
EB-L730U
エプソン販売
オープンプライス
エプソン販売は、レーザー光源搭載のビジネスプロジェクター「EB-L730U」を発売した。明るさは全白/カラーともに7,000lmで、中会議室の後方に置いても見やすい画面を投映可能だ。アスペクト比16:6のワイド表示に対応し、16:9の画面を左右にスライドさせたり、4:3画面を2画面同時に表示させたりできる。投映した画面を上下50%、左右20%まで調整できる「レンズシフト機能」を搭載しているため、照明などの障害物を気にせず設置したい位置に取り付けられる。本体にUSBメモリーを挿すだけでメモリー内の映像を再生できるため、PC不要で使用可能だ。
非接触で発熱やマスクの有無を検知
LTC-T80TS
ロジテックINAソリューションズ
オープンプライス
ロジテックINAソリューションズは、顔認証機能を搭載したAIサーマルカメラ「LTC-T80TS」を発売した。従業員など温度測定対象者が本製品の前に立つと、表面温度の測定、マスク未着用の検知、顔登録の確認を同時に行う。顔認証精度は最高99.5%で、最速0.2秒で行われる。マスク着用時でも登録済みの人物か特定可能だ。熱やマスク未着用、もしくは未登録の人物と判定された場合は、警告アラームやランプで通知できる。「温度補正機能」を搭載し、設置環境に応じて測定温度の補正を行う。認証した日時は自動で記録するため、出退勤管理にも活用可能だ。