Adobe Project Neo(Beta)とは
Adobe Project Neo(Beta)は、Webブラウザ上で3Dシェイプやアートワークを作成・編集できる3Dデザインツールです。専門的な知識や操作が必要な他の3Dデザインツールとは異なり、直感的なわかりやすい操作で3Dデザインができるのが大きな特徴です。
2025年2月にパブリックベータ版がリリースされ、日本語にも対応しました。ベータ版期間中は、Adobe IDを登録することで無料で利用できます。
Adobe Project Neo(Beta)の使い方
Adobe Project Neo(Beta)公式サイトにアクセスし、画面右上の「+ 作成」ボタンをクリックするだけでAdobe Project Neo(Beta)を始めることができます。

オブジェクトにマウスカーソルを合わせると、さまざまなUIが表示されます。これらをクリックやドラッグすることで、簡単にオブジェクトを移動・変形できます。
また、画面上部には「元に戻す」「やり直す」ボタンがあり、すぐに元の状態へ戻すことも可能です。
アプリケーションのさまざまな部分を触ってみると、直感的でわかりやすい操作性を実感できるかと思います。

公式サイトでは、世界中のユーザーが投稿した作品とタイムラプスを見ることができます。おもしろいアイディアはもちろん、どのような手順で作成されたかも確認できるため、学習にもつながります。
Adobe Project Neo(Beta) コミュニティ
他のアプリケーションとの連携
Adobe Firefly
Adobe Fireflyを使った「シーンから画像を生成」機能が搭載されており、レイアウトされた3Dモデルから画像を生成することができます。
2025年2月におこなわれたAdobe MAX Japanのデモでは、雪だるまとポストが並んだ3Dモデルを使い、プロンプトを用いて冬の街並みをイメージした画像が生成される様子が披露されました。

Adobe Illustrator
Adobe Project Neo(Beta)で作成したアートワークをベクターデータ(SVG)に変換し、Illustratorへ送ることができます。反対に、Illustratorで作成したベクターデータ(SVG)をAdobe Project Neo(Beta)へ読み込むことも可能です。

まとめ
今回は、Adobe Project Neo(Beta)について紹介しました。細かい説明がなくても、UIを見ただけで「こんなことができそう」と自然と操作を試したくなるようなワクワクするツールです。初心者でも使いやすく、クリエイティブな可能性を広げてくれるAdobe Project Neo(Beta)の今後のアップデートが楽しみです。