ジャイアン鈴木の「仕事が捗るガジェット」 - 第49回
ケーブル1本で周辺機器をまとめて接続できるUSB Type-Cドッキングステーション「USB-DKM1」
サンワサプライ「USB-DKM1」直販価格1万6280円
ディスプレイ、USB機器、有線LAN、充電器などを接続できる「ドッキングステーション」は非常に多くの製品が販売されていますが、ノートPCへなかなか充電されない場合、なにが原因なのか判別しづらかったりします。今回ご紹介する「USB-DKM1」は電圧・電流チェッカーを搭載した製品。ノートPCへの給電状態などをひと目で確認できるスグレモノなんです。
文/ジャイアン鈴木
ディスプレイに電圧・電流・電力を表示
本製品はUSB 3.2 Gen2 Type-C接続に対応したドッキングステーション。Windows7以降、Mac OS X以降に対応しており、USB機器、HDMI機器、有線LANケーブル、充電器などをケーブル1本でまとめて接続可能です。
最大の特徴は電圧・電流チェッカーを搭載していること。本体天面にディスプレイが搭載されており、パソコンへの給電状態や接続機器の総消費電力を表示できます。ドッキングステーション接続時のすべての不具合を電圧・電流チェッカーで確認できるわけではありませんが、トラブル発生時の原因究明に役立つ機能です。
HDMIが4K/60Hz対応である点はポイントが高い
「USB-DKM1」のサイズは128.5×45×14mm、重量は約92.8g。ケーブルの長さは実測約32cmです(端子部含む)。ドッキングステーションとしては一般的なサイズで、つねに携帯していても邪魔になりません。
インターフェースは、直付けケーブルがUSB 3.2 Gen2 Type-C(10Gbps)、本体側端子がUSB 3.2 Gen1 Type-A(5Gbps)×1、USB 3.2 Gen2 Type-A(10Gbps)×2、HDMI(4K/60Hz)、USB 3.2 Gen2 Type-C(10Gbps)×1、有線LAN(1000BASE-T)×1を装備。
規格値10GbpsのUSB 3.2 Gen2 Type-A×2、4K/60Hz対応のHDMI、最大100WのUSB Power Delivery対応のUSB 3.2 Gen2 Type-C、1000BASE-T対応の有線LANとスペックは充実しています。ドッキングステーションのなかにはHDMIが4K/30Hzの製品も多いので、4K/60Hz対応である点はポイントが高いです。
電圧・電流チェッカーはトラブル発生時に重宝
さて実際本製品にディスプレイ、モバイルストレージ、USBメモリー、USBドングル(キーボード、マウス用)、USB Power Delivery対応充電器を接続してみました。やはり復数のUSB機器と充電を、ケーブル1本でパソコンに抜き差しできるのは便利ですね。普段はオフィスや自室で多くの周辺機器を接続しつつも、ひんぱんにほかの場所でもノートパソコンを単体で使うのであれば、必須アイテムと言えます。Windows環境、Mac環境で何度か抜き差しを試しましたが、特に不安定な挙動はありませんでした。
電圧・電流チェッカーについては、USB Power Delivery対応充電器を接続しているときはパソコンへの給電状態が、バスパワーで使用しているときは本製品を含めた接続機器の総消費電力が表示されます。つねにチェックが必要な値ではないですが、ノートPCの充電が遅いとき、接続したUSB機器の動作が不安定なときなどに原因究明に役立つはずです。
ひとつ気になるとしたらケーブルが直付けであること。ケーブルをなくさないという利点はありますが、USB 3.2 Gen2 Type-C端子が左右に付いていないノートPCは多いですよね。端子は右だけど、ドッキングステーションは左に置きたいという場合もあります。ケーブルは抜き差し可能で30cmと60cmを用意するか、ケーブルは直付けで延長ケーブルを同梱すれば、設置自由度が高くなると思います。
Gen2対応なので、最新モデルでも余裕な仕様
本製品は直販価格1万6280円と、ディスプレイ付きな分ちょっとお高めですが、USB 3.2 Gen2 Type-A、4K/60HzのHDMI、最大100WのUSB Power Delivery、1000BASE-Tの有線LANというスペックを見れば納得です。メモリーカードリーダーを搭載していない点さえ問題なければ、ドッキングステーションを選ぶ際に真っ先に検討すべき一台と言えるでしょう。
筆者プロフィール:ジャイアン鈴木
EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。