SNSを運用しよう

SNSを運用していて「疲れた」と感じることはありませんか?
以前、担当したSNSのセミナーで「SNSの運用がつらいと感じる人はいますか?」と聞いたところ、参加者の7割ほど手が上がったことがありました。

SNSは本来、社会的な繋がりを形成し、コミュニケーションを楽しむツールですが、仕事となるとそうもいきません。

特にTwitterはこまめな投稿が必要なケースが多いため、事前のネタづくりやプロモーション計画に基づいた投稿案の事前作成は重要です。少しでも運用の負担を軽減すべく継続運用するコツについて、前後編に分けて解説します。

運用計画を立てよう

まずはざっくり半年から1年分の運用計画を作ってみましょう。新商品・サービスの発表や販促のキャンペーン予定、展示会出展など、大きな予定を書き込んでいきます。以下のような表を作っておくと、大きな流れを把握しやすくなります。
BtoCの場合は、一般的な季節の行事(バレンタインやクリスマス、〇〇の日等)も書いておくとよいでしょう。

▲SNS運用計画例

カレンダーに投稿テーマを入れておこう

大きな運用計画が決まったら、直近1~2カ月程度の投稿テーマを決めていきます。自社で決めた投稿頻度に合わせて、Googleカレンダーやスプレッドシート、グループウェアのカレンダーなどに、テーマだけでも入れておきましょう。

▲テーマ記入例

投稿案を作成しよう

カレンダーに記入したテーマ案をもとに、具体的な投稿案を作成します。2週間程度の投稿案を作っておくとよいでしょう。

▲投稿案(サンプル)

エゴサーチ・リアクションをする頻度を決めよう

SNS上で自社の商品やサービスについて言及してくれたユーザーに対して、リアクションをする運用をしているケースもあるかと思います。

言及してくれたユーザーや投稿を探す行動を「エゴサーチ」と言いますが、サーチする頻度やリアクション(いいね、コメント、リツイートなど)をする頻度や曜日・時間などを決めておくとよいでしょう。

まとめ

SNSを効率よく運用するコツは、計画を立てておくことと事前の準備です。担当者が複数人いる場合は一緒にアイディアを出し合っていくのをおすすめします。事前準備ができたら、次のステップは「投稿する」ですが、これについても効率化できる方法があります。
次回、詳しく解説します。