Instagramをプロアカウントにするとできる5つのこと
プロアカウントにアップグレードすると、以下のことができるようになります。
【1】インサイトの閲覧
Instagramには「インサイト」と呼ばれる分析ツールがあります。フォロワーの属性(性別・年齢層)、投稿の表示回数やいいね数などのパフォーマンスが確認できるほか、投稿の「保存数」も確認できるようになります。
投稿内容を分析し、改善に役立てるための重要なデータです。
【2】広告の利用
広告を作成したり、投稿を宣伝する機能が使えるようになります。ターゲットと予算を指定して出稿するので、自社の商品やサービスをより多くの人に届けることが可能です。
【3】プロフィールのカスタマイズ
ビジネスのカテゴリーを表示させる、電話番号やメールアドレス、住所などの連絡先情報を追加できます。スマートフォンの地図アプリにリンクできる機能も使えるようになるので、特に店舗型のサービスを提供している事業者にとっては必須です。
【4】アクションボタンの追加
「予約する」「購入する」などのアクションボタンをプロフィールに追加できます。
【5】ショッピング機能の追加
ネットショップと連携して、Instagram上から購入できるようにする機能を使うことができるようになります。Instagramの投稿で紹介した商品をそのまま購入することができ、より成果に繋がることが期待できます。
どれもInstagramのマーケティング活動には欠かせない機能です。広告を出稿する以外は無料で使えるようになりますので、プロアカウントにするメリットが大きいことはご理解いただけるのではないかと思います。
ビジネスアカウントとクリエイターアカウントの違い
Instagramをプロアカウントへアップグレードする際に「ビジネス」と「クリエイター」のどちらかを選んで登録していくことになります。この2つの違いをまとめました。
ビジネス | クリエイター | |
---|---|---|
対象 | ・企業 ・ブランド ・店舗 ・その他のビジネス活動を持つユーザー向け |
・インフルエンサー ・コンテンツクリエイター ・アーティスト ・公人など |
おもな目的 | ・製品やサービスの販売促進 ・ブランドの認知度向上 |
・フォロワーとのエンゲージメント向上 ・個人ブランドの構築 |
利用シーン | ・製品の宣伝 ・顧客とのコミュニケーションサービスの予約受付など |
・ファンとのコミュニケーション ・ブランドとのコラボレーション |
インサイトや広告機能、プロフィールのカスタマイズは両方共通で利用できます。
事業で活用するのであれば、ほぼ「ビジネス」になると思いますが、それぞれの違いは押さえておきましょう。
まとめ
Instagramをプロアカウントへ移行することで、マーケティング活動を加速するための機能が使えるようになります。広告を出稿する以外は、無料で使えるのも嬉しいポイントです。
アップグレードする詳しい手順については、次回解説します。