高出力と大容量に加え急速充電にも対応

 Anker Solix C1000 Portable Power Stationは、高出力・大容量が特長のポータブル電源だ。11ポートのうち六つのACポートの最大出力は家庭用コンセントと同等の1,500Wとなっており、小型冷蔵庫をはじめとした電気製品を扱える。Ankerの独自機能「SurgePad」を起動することで、消費電力2,000Wの電気製品※1にも給電可能だ。また容量は1,056Whと大容量なため、さまざまな電気製品を長時間扱える。例えば、小型冷蔵庫は約19時間動作し、iPhone 15は約65回充電可能だ。別売りの拡張バッテリーを用いれば容量を2,112Whまで増量できる。

 こうした高出力・大容量を備えながら持ち運びにも優れている。幅約37.6×奥行き約20.5×高さ約26.7cmと、一般的な同容量帯の製品と比べて約15%コンパクトなサイズだ※2。

 さらにAnker Solix C1000 Portable Power Stationは、本体への急速充電に対応している。Anker独自の急速充電技術「HyperFlash」によって、最短約58分※3で充電が完了する。屋外で使う際にバッテリーがなくなってしまった場合や、台風で停電の可能性があるときでも安心だ。またソーラーパネルからの充電にも対応しており、同社のソーラーパネル「Anker Solix PS400 Portable Solar Panel」を2枚並列使用すれば、最短2時間で充電が完了する。コンセントからの充電ができない屋外や災害時でも電気製品の利用に支障を来さない。

ソーラーパネルを用いた充電にも対応しており、最短2時間で充電が完了する。

満充電状態での保管が可能

 地震や台風といったいざという時に、ポータブル電源のバッテリーが不足していて電気製品に充電ができないケースを避けるために、Anker Solix C1000 Portable Power Stationはコンセントに挿したままにすることで、100%満充電での保管が可能だ。電池残量60〜80%での保管を推奨されている一般的なポータブル電源に対し、電気製品を最大限に利用できるのだ。さらにコンセントに挿さずに保管した場合でも、主電源をオフにする機能によって自然放電を抑えているため、いざという時に安心して利用可能だ。

 停電時の備えとしても活用できる。家庭用コンセントから充電しながら、電気製品へ給電可能だ。停電が起きたときには20msecでバッテリー給電に自動で切り替わる。常時通電したい電気製品を稼働し続けられるのだ。

 いざという時に備えながら日常的に使用できるように約10年間の長寿命を実現している。製品の長寿命をかなえているのは、電池寿命の長さと安全性の高さが特長のリン酸鉄リチウムイオン電池の採用に加え、Anker独自設計「InfiniPower」によって、電子部品の長寿命化も実現している。

 Anker Solix C1000 Portable Power Stationはいざという時の備えとして、倉庫に保管するのも日常的に用いるのも良いポータブル電源だ。


※1 精密機器や電圧保護および厳格な電圧要件を持つ機器での利用には適していない
※2 双方向インバーター搭載かつAC定格1,500W以上の高出力リン酸鉄モデルにおいて (2023年9月時点 Anker調べ)
※3 専用アプリで超急速充電モード設定時