PDFの使いやすさを向上
SDGs推進の一環として、資料のPDF出力といったペーパーレス化が進んでいる。そうしたPDFの利用増加に効果的な製品が、ソースネクストのPDF編集ソフト「いきなりPDF Ver.12 COMPLETE」だ。
旧バージョン「いきなりPDF Ver.11 COMPLETE」からの強化点として、ページ編集ツールの刷新がある。このツールには大きく二つの機能が追加された。一つ目が、PDF間のページ移動だ。旧バージョンでは一つのPDFファイル内でしかできなかったページ移動が、異なるPDF間でもドラッグ&ドロップで行えるようになった。二つ目が、ファイル命名の自動化だ。PDFを抽出した際のファイル名の命名規則をあらかじめ設定できる。元ファイルの名称や日付、連番、ページ番号の柔軟な組み合わせが可能だ。
いきなりPDF Ver.12 COMPLETEは、ダブルクリックだけで透かしを挿入できる機能を備えている。「CONFIDENTIAL」や「複写禁止」といった24種類のプリセットのほか、任意の透かしも作成可能だ。作成できる透かしの内容には、任意のテキストや現在日時をマクロで設定できる。筆者も透かしを作成してみたが、用意されているマクロを選ぶだけで現在時刻を表示する透かしの作成が行えた。
異なるPDF間のページ移動やファイルの自動命名によってPDFの使い勝手を向上させ、PDFの編集作業を効率化させる製品だ。
いきなりPDF Ver.12 COMPLETE
ソースネクスト
価格(税込):1万890円