インボイスへの対応機能が充実

 消費税法の制度として、昨年の10月1日から「適格請求書等保存方式」(通称:インボイス制度)がスタートした。MM総研が実施した「インボイス制度への対応実態調査」によると、インボイス制度に対応完了している事業者は3割以下にとどまるという結果となった。こうした市場背景には、ソフトウェア導入や業務フロー変更に課題があるという。こうした課題の解決に向けて、弥生の販売管理ソフト「弥生販売 25」を提案したい。

 弥生販売 25では、インボイスの発行に対応するさまざまな機能を搭載する。例えば、売上伝票の[課税区分]の初期値は、見積日や売上日などの伝票日付と、商品台帳の課税区分に合わせて自動で設定できる。「課税 10.0%」などと表記され、伝票の作成時に税率を切り替えることも可能だ。税区分ごとに消費税を集計するので、税率の入力ミスがないか容易にチェックできる。

「重複仕訳チェック」機能にも対応している。本機能では、誤って二重で入力をされていないか容易にチェックできた。また、適格請求書等保存方式で出力する際の課税区分ごとの合計額と消費税額の表記方法を変更するなど、事業者がインボイスに備えて入力する際に手間を省ける機能が充実している。

 弥生販売 25は、負担が増えがちなインボイス制度に該当する事業者に対し、販売管理の手間を軽減する。

インボイス対応の際に必要な登録番号を「基本情報」より設定可能だ。
弥生販売 25
弥生
価格(税込):9万6,800円
(弥生会計25プロフェッショナル+セルフプランもしくはベーシックプランの場合)