ハイパフォーマンス&高セキュリティノートPC
HP ProBook 455 G9
ハイブリッドワークで使用するノートPCには、さまざまな要件が求められる。例えば、マルチタスクをスムーズに行えるパフォーマンスや、1日中使っても電力切れの心配がないバッテリーの持続性、マルウェアの感染リスクからPCを守るセキュリティの高さなどだ。Web会議でクリアな音声と映像を伝えられるWebカメラやマイクもあれば、周辺機器を持ち歩くことなく、場所を問わない業務が行える。これら全ての期待に応えるのが、日本HPが提供する、CPUにAMD Ryzen 5000シリーズ・プロセッサーを採用した15.6インチノートPC「HP ProBook 455 G9」だ。
ハイブリッドワークの定着で
ノートPCに求められる要件が変化
新型コロナウイルス感染症の拡大が収束に向かっており、リモートワークとオフィス勤務を状況によって使い分けるハイブリッドワークが浸透しつつある。ハイブリッドワークの現状について、日本HP パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 モバイルビジネス部 プロダクトマネージャー 宮澤 彩氏は次のように語る。「2023年はハイブリッドワークが定着する年になると考えています。今後は、コロナ禍以前のオフィス勤務のみの勤務形態に戻ることはないでしょう」
ハイブリッドワークの定着がビジネスチャンスにつながると語るのは、日本AMD コマーシャル営業本部 ジェネラルマネージャー 日本担当 本部長 マイケル ライ氏だ。「従来のオフィス勤務から大きく勤務形態が変わることで、パフォーマンスが高く省電力なノートPCが求められるようになりました。これにより、高パフォーマンスかつ低消費電力を実現する当社のプロセッサーが、法人向けの市場でもシェアを拡大できると考えています」
ハイブリッドワークが定着する中で、顧客がノートPCに求める要件が変わってきている。宮澤氏は、顧客がハイブリッドワークで使うノートPCを選ぶ際のポイントを「コラボレーションの質の向上が必要です。どんな環境においても、クリアな映像と音声でWeb会議を行いたいとお客さまは考えています。加えて、勤務場所が多様化しているため、どこにいても安心・安全に働けるセキュリティの強化も求められています」と説明する。続けてライ氏も「CPUのパフォーマンスが重要です。ハイブリッドワークでは、Web会議ツールのようなCPUに負荷のかかるアプリケーションが多く使われます。そのため、高パフォーマンスなノートPCでなければ生産性が下がってしまいます。また、外出先でも長時間のバッテリー稼働を実現する省電力性も必要です」と選定のポイントを語る。
高いパフォーマンスと省電力を両立し
カーボンニュートラルにも貢献
ハイブリッドワークで使用するノートPCに求められる要件の中で、パフォーマンスと省電力性をクリアするのが、AMDが提供するCPU「AMD Ryzen プロセッサー」だ。「AMD Ryzen プロセッサーは、高性能なパフォーマンスコアを搭載することで、パフォーマンスの向上と低消費電力を両立しています。高いパフォーマンスを提供しながら、さまざまなアプリケーションを使う際の省電力化に貢献し、長時間のバッテリー稼働を実現します」(ライ氏)
そうした特長を持つAMD Ryzen プロセッサーを採用したのが、日本HPが提供する15.6インチノートPC「HP ProBook 455 G9」だ。ダイワボウ情報システム(DIS)オリジナルモデルも用意し、顧客のハイブリッドワークに適したノートPCの提案をサポートする。宮澤氏は、HP ProBook 455 G9を次のようにアピールする。「HP ProBook 455 G9は、15.6インチの大画面モニターを備えているため、画面に集中して生産性を高められる設計になっています。キーボードにはテンキーを搭載し、業務の効率化に貢献します。CPUには、非常にパフォーマンスの高いAMD Ryzen 5000シリーズ・プロセッサーを採用しています。AIベースのノイズキャンセリング機能をはじめとした、コラボレーションの質の向上に寄与する機能も搭載しました。また、Web会議時の意図しないものの映り込みを防ぐ『プライバシーシャッター』も備え、コラボレーションに特化した製品になっています」
ライ氏は、AMD Ryzen 5000シリーズ・プロセッサーの特長をこう説明する。「ハイブリッドワークではマルチタスクをよく行います。AMD Ryzen 5000シリーズ・プロセッサーを採用したHP ProBook 455 G9では、スムーズなマルチタスクが可能です。省電力化もサポートするため、約10時間のバッテリー稼働に対応するだけでなく、PCを使うだけでカーボンニュートラルの実現に貢献します」
HP ProBook 455 G9のDISオリジナルモデルには、HPが開発したウイルス対策ソフト「HP Wolf Pro Security Edition」をプリインストールしている。働き方が多様化する中で、PCをサイバー攻撃から守る高いセキュリティを確保する。「ワンクリックで感染するマルウェアを防御するために、HP独自の隔離技術を搭載しています。お客さまの操作性を損なわず、セキュアに業務を行うことが可能です」(宮澤氏)
製品ラインアップを拡充し
顧客のハイブリッドワークを促進
日本HP パートナー営業統括 第一営業本部 第二営業部 主任 佐川 徹氏は、HP ProBook 455 G9を拡販していく際のポイントに価格優位性を上げる。「AMD Ryzen プロセッサーを採用したPCは、他社製品より比較的安価に提供できます。PCのリプレースの予算が確保できないお客さまに対して、高パフォーマンスなPCを購入が検討しやすい価格で提案できるのは、AMD Ryzen プロセッサーならではの大きな強みだと思っています」
そして日本HP パートナー営業統括 第一営業本部 第二営業部 八木下 亮氏は、HP ProBook 455 G9の拡販に向けたDISへの期待を「DISさまは全国に事業所を持ち、非常に広範なエリアをカバーしています。さまざまな地域に展開が可能なカバー力を借りて、AMD Ryzen プロセッサー、並びにHP ProBook 455 G9の知名度を上げていきたいです」と語る。
最後に宮澤氏は、AMDとの今後の取り組みについて「2023年の4月に、AMD Ryzen 7000シリーズを採用したPCを発売しました。今後もハイブリッドワークを促進していく上で、パフォーマンスの高いPCをどんどんお客さまに提供していきます」と話す。続けてライ氏も、「HPさまは当社にとって非常に重要なパートナーです。特に法人向けのPCについては、HPさまと協力し、さらに製品ラインアップを増やしていきたいです。当社のCPUはパフォーマンスの高さや省電力性が強みなので、HPさまとタッグを組むことで競合他社との差別化を図ります」と日本HPとの将来展望を語った。