SDGs

SDGs(エスディージーズと読む)とは「Sustainable Development Goals」の略称。2030年までに達成すべき17の目標として、2015年に国連サミットで採択された、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。貧困や飢餓をなくすといった開発途上国への支援をはじめ、クリーンエネルギーや技術革新といった成長戦略、海洋資源や気候変動といった環境問題などが目標として掲げられている。

成長戦略や環境問題などは先進国も取り組んでいかなければならない事柄であり、日本も政府および企業で様々な施策について取り組んでおり、4000億円の投資が行われている。2019年末には政府を主体に「SDGsアクションプラン2020」が発表され、ソサエティ5.0(Society5.0)の推進、地方創生と魅力的なまちづくり、女性の活躍やダイバーシティなどの推進が盛り込まれている。

企業もCSRの一環としてSDGsに取り組む企業が増えており、環境などに配慮した施策を実施する企業が多くなってきてはいるが、2030年までの目標達成にはまだまだ道のりは遠く、これからSDGsを意識した企業活動はますます重要視されるだろう。
(陣武雅文)

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