持続可能性社会
将来世代が必要とするものを残しながら、現在の要求に応えていく社会のことを指す。「サステナビリティ」と記載されることもある。
経済の発展や技術革新によって豊かな生活が送れる現代において、環境破壊などにより将来世代への負担を増やしていることもまた事実であり、地球規模で問題となっている。具体的にはエネルギー資源の消費量や自然環境の保全、廃棄物による環境破壊、経済活動におけるCO2排出量など、様々な問題が挙げられるが、こうした問題に対して企業としてどのように取り組むかが企業価値を測る1つの指標になっている。
この持続可能性社会を目指すための活動はCSRの一環としてだけではなく、その企業が投資する価値のある企業であるかどうかを測る材料ともなっており、今後は財務指標だけではなく、持続可能性社会への取り組みが投資家へのアピールにおいても重要となってくる。
(陣武雅文)