350ml缶サイズのスピーカーフォン、USB&BT接続に対応、バッテリー駆動OK
エレコムの「LBT-SP02BK」は、USB、Bluetooth接続に対応したスピーカーフォン。本体サイズは75×75×120mmとコンパクトで、重量は約300g。リチウムイオン電池(2400mAh)が内蔵されており、連続再生最大時間は約15時間、連続通話最大時間は約12時間、充電時間は約3時間とされています。








USB接続ならケーブルを挿すだけ、Bluetooth接続はペアリングが必要
「LBT-SP02BK」のセットアップは簡単。USB接続なら電源を入れてからUSBケーブルで接続するだけ、Bluetooth接続なら「設定」から「Bluetoothとデバイス」で「デバイスの追加」を選択し、「Bluetooth」を選んでペアリングすればオーケー。特にドライバーなどをインストールする必要はありません。本製品固有の設定もないので、迷うことはないでしょう。




会議室で複数人が参加するなら「LBT-SP02BK」の集音性、ボリュームは魅力
さて実際に「LBT-SP02BK」を使ってみた感想をお伝えしましょう。まずマイクの音質を「LBT-SP02BK」と「Surface Pro 8」で比較してみたところ、「Surface Pro 8」のほうが高音はクリアに聞こえました。実際の声に近いのはSurface Pro 8です。
ただ、「LBT-SP02BK」と「Surface Pro 8」をぐるりと回転させて聞き比べてみると、360度集音可能な無指向性マイクを搭載しているだけに、「LBT-SP02BK」のほうがどの方向からでも良好な集音性能を得られました。
一方、スピーカーの音質については、「LBT-SP02BK」のほうがボリュームは大きく、また低音が強く出ていますが、ややこもった印象を受けました。こちらも実際の声に近いのはSurface Pro 8だと感じましたが、ボリュームが大きいぶん「LBT-SP02BK」のほうが広い会議室でも聞き取りやすそうです。
下に「LBT-SP02BK」と「Surface Pro 8」のマイクとスピーカーを比較した動画を用意したので、実際にどのような音に聞こえるかをぜひご確認ください。


複数人でのビデオ会議の質を向上させたい方にもってこい
一人でビデオ会議に参加するならノートPCに搭載されているマイク&スピーカーで問題ありません。しかし「LBT-SP02BK」には、会議室の机の真ん中にセットすれば参加者の声をまんべんなく集音でき、ノートPCよりも大ボリュームで相手の声を聞けるというメリットがあります。複数人でのビデオ会議の質を向上させたいという方にピッタリの一台です。