ハッシュタグを活用しよう
ハッシュタグはSNSの投稿内に「#(ハッシュマーク)」をつけた言葉やフレーズで、「#〇〇〇〇〇(単語やキーフレーズ)」の形式で使用されます。これを使うことによってリンクとして扱われるようになるので、うまく活用したいところです。
ただし、Twitterの場合は1投稿につき140文字の制限があること、そしてTwitter検索がハッシュタグ以外の単語(文章中の単語)も拾って検索できるため、必ずしも投稿ごとに必要とは限りません。
それでも、ハッシュタグを活用した方がよい場面がありますので、解説していきます。
トレンドの話題に乗ることができる
Twitter内には、ユーザーが注目していることや興味がある投稿がたくさん流れてきます。原稿執筆時点では「#埼玉クイズ」「#ルンバの日」などがトレンドに上がっていました。また「#猫のいるくらし」や「#写真好きな人と繋がりたい」などは安定して人気のあるハッシュタグです。こうしたトレンドになっているハッシュタグを挿入し、キーワードに沿う投稿をすることで、ハッシュタグ検索から見つけてもらいやすくなります。
ただし、投稿内容と関係ないことでハッシュタグをつけるのは、おすすめできません。検索したユーザーにとってハッシュタグと関係のない投稿はノイズになってしまいますし、好感度の低下にもつながりますので、注意してください。
トレンドを知る方法ですが、いくつかありますので紹介します。
キャンペーンにハッシュタグを活用する
例えば、コカ・コーラのキャンペーンで「#1本買うと2本目無料」というハッシュタグをつけたキャンペーンを行っていることがあります。
何かしらのキャンペーンを行う時に、独自で作成したハッシュタグをユーザーに対してキャンペーン参加の必須条件にすることで、ハッシュタグの浸透を図るとともに、口コミや評判を集めやすくします。
キャンペーン時の独自ハッシュタグは、採用している企業とそうではない企業がありますが、認知の拡大や商品名・サービス名に繋げるのであれば、ぜひとも活用を検討しましょう。
企業同士がよく使うハッシュタグに便乗する
業種によってはフォロワーを増やしにくいケースもあります。特にBtoBの業種や製造業などは、頑張って投稿してもなかなか認知やフォロワー増加に繋がらなくて悩んでいる担当者も少なくありません。そんな時は、企業同士がよく使う以下のハッシュタグを試してみてください。
#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う
#企業公式がお疲れ様を言い合う
#企業公式つぶやき部
#企業公式相互フォロー祭り
#企業公式相互フォロー
#がんばろう企業公式
なお、「企業公式」と付いているハッシュタグですが、公式マークを取得していないアカウントでも自由に使用することができます。「自称公式」でOKですので、こうしたハッシュタグに便乗して繋がりを拡大していきましょう。
ハッシュタグは何個まで?
Twitterの公式ヘルプによれば、ハッシュタグをつける際「1つの投稿に2つまで」を推奨しています。3つ以上つけている投稿もたくさんありますが、あくまでも目安として「2つ」と覚えておきましょう。
まとめ
Twitterのハッシュタグは必ずしも必須ではありませんが、目的を考えながら戦略的に使うのがおすすめです。