ビデオはスライドにも最適

 素材の「ビデオ」は、イメージとして使える動画が大量に揃っている。特にプレゼンのスライドに入れると目を引くのでぜひ利用してみよう。ビデオを挿入した上にテキストを載せれば簡単にタイトルが作れる。手間がかからない割にはかなりいい感じになるはずだ。

ビデオを利用してみよう。「挿入」タブから「画像」 ー 「ストック画像」 ー 「ビデオ」タブで選択して挿入する
スライド上に好みのサイズで貼り付けられる。その上に文字を載せてもいい
実際に動かすとこんなイメージになる

イラストの色を変える

「イラスト」には、シンプルな挿絵の素材が揃っている。トーンが統一されたイラストばかりなのでとても使いやすいだろう。
 サンプルは全部同じ色に見えるのだが、実は色の変更は簡単にできる。PowerPointなどのメニューから塗りつぶしを選ぶだけだ。さらに線の色も変えられるので、カスタマイズして、自分の使いたいイメージに見合うように加工できる。

イラストはトーンが揃っていて使いやすい
貼り付けると色が勝手に決まる
塗りつぶしなどは編集できるので、自分好みに変更しよう。画像を選択した状態で「グラフィックス形式」タブ ー 「グラフィックの塗りつぶし」から変更できる
線の色も同様に編集できる
このように印象の違うイラストになる

マンガはおだやかなスライドを作れる

「マンガ」も結構おすすめで、まださほど種類がないのだが図のパーツを組み合わせて、マンガっぽいイメージのイラストを生成できる。
 顔の輪郭に表情を組み合わせていくと、色々な見た目が作れる。用途は限られるのだが、親しみやすさ重視のスライドやセールスレターなどに使うとよさそうだ。
 今回は、ストック画像の機能を紹介した。これらの膨大な素材がOffice上で使いこなせるのが最大のメリットだ。インターネットで検索した素材は、なかなかトーンが揃わないし、解像度などもまちまちだ。ストック画像なら、細かなことを気にせず使っていけるのだ。

マンガも使い方を工夫すると価値あり
こんな親しみのあるイラストを作れる

(※連載環境はMicrosoft 365で、デスクトップアプリを利用しています)