データを生成する

 仕事や学習、論文などの参考資料として、データを生成したい場合にも、Excel+Copilotが役立つ。主に公表されているデータが作れる可能性が高いし、整合性が取れているはずだ。ただし、著者のテストでは、各国のデータを比べた際に通貨の統一がされていないために、データを誤認識され、結果としては間違っていることがあった。やはり、成果物の確認は必要だ。

Copilotに日本のGDPの推移を生成してもらった
このようにワークシートに直接貼り付けられ、見た目も上々だ
こちらは、「東京都、神奈川県、千葉県の各GDPの推移を示す表を作ってください」という指示の結果を貼り付けた

分析もExcel+Copilotがしてくれる

 今回は、「東京都、神奈川県、千葉県の人口と予算の相関関係を分析してください」と指示したところ、Copilotから下図内1.2.の手順を示されたので、東京都、神奈川件、千葉県の人口の推移と予算の推移を2つの表にし貼り付けた。どちらの表も生成で作成したものだ。
 続いて、Copilotを利用して2つの表の相関関係を比較してみた。簡単なレポートが作られるので、内容がわかりやすく分析できる。今回の例では、特別に難しい比較をしているわけではない。結果を見れば普通だと思うだろう。だが、これを数秒でレポートしてくれるのが嬉しい。自分でまとめることを考えると、圧倒的な時短になるわけだ。

「東京都、神奈川県、千葉県の人口と予算の相関関係を分析してください」と指示したら、Copilotが必要な手順を示してきた
2つの表をCopilotで生成し、貼り付けた
表の比較もCopilotに頼んだが、スピード感が素晴らしい