三重リコピー
三重リコピーは三重県全域を商圏としており、中小企業から大企業まであらゆる企業の要望に応えている。さらにはITソリューションを必要とするさまざまな業種のニーズにも応えているので、管理するライセンスの数や種類が膨大になっていた。そのため、効率的かつ一元的にライセンス管理できるツールを求めていたという。そこで大きく役立ったのが、ライセンス契約管理システム「iKAZUCHI(雷)」だ。
企業規模や業種を問わず
三重県の企業の課題を解決
三重リコピーは三重県内全域の企業に対して、各種セキュリティ対策支援、業務・業種ソフトの導入サポート、グループウェアやノーコードツールを用いたDX推進などのITソリューションと、複合機/PC/ネットワークカメラ/サーバーをはじめとしたOAソリューションの提供を行う企業だ。顧客に寄り添い、地域密着で企業の課題を解決することを心がけている。IT/OAソリューションが必要な企業全てを顧客としており、中小企業から大企業まで企業規模を問わずソリューションの提供を行う。業種についても、官公庁から一般企業まであらゆる顧客のビジネス課題を解決している。
顧客の希望に応じてサービスを提供しており、複合機やPC、NAS、UTMといったOA 機器をはじめ、直近ではMicrosoft 365やkintoneなどのクラウドサービスの需要が高まっているという。またリモートワーク需要に押されて、ZoomやRSUPPORTの遠隔制御ソリューション「RemoteView」の引き合いも増えているそうだ。加えて昨今では、国民の生命・健康・財産の保護を図るための建築基準を定めた法律「建築基準法」が2025年4月1日に改正されることをきっかけに、建設業に関するソフトウェアの需要も増えているという。三重リコピー 事業戦略室 マネージャー 櫻井重晴氏は、この需要について以下のように説明する。「2025年の法改正をきっかけに、建築確認審査の対象となる建物の範囲が広がったり、構造・省エネ関連の図書の提出が必要になったりするなど、建設業の方が扱う書類が確実に増えてきます。そうした業務の処理のために、建築基準法の改正に対応するソフトウェアの需要が増えています」
管理部門も共にライセンスを管理して
営業をサポート
業種・業界を問わない幅広いサービスを扱う三重リコピーでは、ライセンス契約管理システム「iKAZUCHI(雷)」を利用している。櫻井氏は、iKAZUCHI(雷)を導入したきっかけを次のように語る。「ダイワボウ情報システム(DIS)さまに多様なサービスを発注するに当たり、DISの担当営業者さまからiKAZUCHI(雷)を薦められたため使い始めました。最初は使い方で戸惑う点もありましたが、現在はサブスクリプション製品を管理する際のさまざまなメリットを感じています」
さらに櫻井氏は「当社は膨大かつ多様な種類のライセンスを扱っており、それらのライセンスは更新タイミングもバラバラです。そのため、もう期限が切れているのにライセンスの更新が行われていない事態が発生することがありました。さらには自動的にライセンスが更新される製品もあり、お客さまが明確に解約の意思を見せない限り、使用/不使用にかかわらずライセンス更新が続いてしまうものもありました。こうしたライセンスの未更新やお客さまが意図しない契約の継続を防ぐために、お客さまのライセンス契約状況を営業担当だけが把握・管理するのではなく、管理部門も含めて一元的に管理可能なツールを求めていました。そうしたタイミングでiKAZUCHI(雷)の導入を薦めてもらえたので、ありがたかったですね」とiKAZUCHI(雷)導入の決め手を話す。
続けて櫻井氏は、三重リコピーでiKAZUCHI(雷)を活用し始めたことで生まれたメリットを具体的にこう語る。「ライセンスの未更新などでお客さまに迷惑をかけることが少なくなりました。ライセンスを一元管理できたり、営業個人だけでなく管理部門の従業員もライセンス管理状況の確認が行えたりするため、営業担当をしっかりサポートしていけるのがメリットです。当社は企業規模の大小にかかわらず三重県内全域の企業がターゲットなので、日々多様なお客さまの要望に応えています。そのためいろいろなライセンスを扱ったり、さまざまな商材の相談を受けたりしており、情報が管理しきれなくなってしまう営業担当も出てきます。そうした時に管理部門側で手助けが行えるので、営業担当と管理部門で協力し合えるのは良いですね」
ワンストップの相談窓口による
さらなる利便性向上に期待
iKAZUCHI(雷)を利用することで、三重リコピーにはある変化が起きたという。「iKAZUCHI(雷)を導入する前は、ライセンスの未更新でお客さまに迷惑をかけないために、基本的に年額契約を薦めていました。しかしiKAZUCHI(雷)導入後は、自動更新によって未更新の事態が発生しなくなったため、月額契約もお客さまに薦められるようになりました。これにより、さらにお客さまの希望に沿った提案ができるようになったと感じています」(櫻井氏)
今後もiKAZUCHI(雷)を活用していくに当たって、iKAZUCHI(雷)に期待することを三重リコピー カスタマーサポート本部 草川未来子氏はこう話す。「iKAZUCHI(雷)の使い方は独学で習得していったのですが、本当に現在の使い方が一番効率的なのか分からないときがあります。なのでiKAZUCHI(雷)のエキスパートに使い方を教えてもらえるイベントや、iKAZUCHI(雷)の活用方法を学べるセミナーがあるとうれしいですね。iKAZUCHI(雷)を利用する中で生まれた疑問を尋ねられる機会があれば、さらにiKAZUCHI(雷)を活用できると思っています」
続けて草川氏は、iKAZUCHI(雷)に対して「困りごとをワンストップで相談できる窓口があるとありがたいですね。現在でもコールセンターの方に丁寧な対応をしていただいていますが、製品に関わる質問になると、どうしてもDISの担当営業の方に直接尋ねてくださいという回答になります。そのため使い方に関する不明点から製品に関する疑問まで、ここに尋ねれば全て大丈夫という問い合わせ窓口があればさらに使いやすくなると感じています」と要望を語る。
最後に櫻井氏は、今後もiKAZUCHI(雷)を活用していくに当たってのDISへの期待を「販売戦略に関する情報をいただけたらありがたいですね。こういうアプローチでいけば製品が売れていくなど、昨今の状況を踏まえた意見をさらにいただければと思います」と話した。