小売・サービス業などにおける効果的な宣伝方法は商品によって異なるため、ダイレクトメールやデジタルサイネージなど、さまざまな訴求手段をそろえておきたい。窓付き封筒への印刷が可能なプリンターや、自動的に電源のオン/オフを切り替えられるモニターで、顧客のビジネスに効果的な訴求手段を提案しよう。
※価格は全て税込

縦方向の表示領域を拡大

dynabook RJ74/KU

Dynabook
47万800円~

 Dynabookは、約20.5時間の稼働に対応する14インチモバイルノートPC「dynabook RJ74/KU」を発売した。CPUはインテル Core i7-1270P プロセッサーかCore i5-1240P プロセッサーを選択できる。本体の高さは約15.9mmで、PC基板を高密度化して実装することで13.3インチの従来製品「dynabook R63/M」より約2mm薄型化した。縦方向の表示領域を拡大した16:10の画面比率を採用し、表計算ソフトなどの一覧性が高い。ハードウェアレベルでブルーライトを低減する「Low blue light液晶」を搭載し、別途ブルーライトカットフィルムを装着せずにブルーライトを低減できる。

電源のオン/オフを自動管理

LCD-M321

NEC
オープンプライス

 NECは、フルHD対応の32インチモニター「LCD-M321」を発売した。任意の時刻に自動的に電源のオン/オフを切り替えられる機能を搭載し、サイネージ利用の前後に毎回モニターの起動・終了操作をせずに済む。設置環境に合わせて映像と音響の設定を変更でき、屋外の広告表示から会議室のWeb会議利用まで幅広い用途に対応する。モニターに動画ファイルを保存したUSBを接続し、電源を入れると自動的にコンテンツを再生する「自動再生」機能を備え、PCなしで動画の再生が可能だ。長時間使用でもシミやムラが生じにくいパネルを搭載し、24時間連続で使える設計を実現している。

窓付き封筒の印刷に対応

GX5030

キヤノン
オープンプライス

 キヤノンは、最長1,200mmの長尺印刷が可能なビジネスインクジェットプリンター「GX5030」を発売した。本体は幅399×奥行き416×高さ238mmで、従来製品「GX6030」より高さを約16mm小型化し、店舗の収納棚など狭い場所にも設置できる。窓付き封筒への印刷もでき、ダイレクトメールの作成に活用可能だ。特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載し、カートリッジ式のインクより交換頻度を減らせる。あらかじめ登録したスタンプなどを原稿データに重ねて印刷可能な「スタンプ/背景印刷」機能を搭載し、可視情報の付与により無断スキャンによる情報漏えい防止に役立つ。

PCレスでスムーズにスキャン

ADS-4900W

ブラザー販売
オープンプライス

 ブラザー販売は、名刺サイズからA4サイズまでのスキャンに対応するドキュメントスキャナー「ADS-4900W」を発売した。従来製品「ADS-3600W」では約50枚/分だった読み取り速度が約60枚/分まで向上した。原稿をセットするとすぐにスキャンを開始する「オートスタートスキャン」機能を搭載し、PCの接続や本体の操作不要でスキャン可能だ。解像度や保存先などの設定をメニュー画面に登録する「ショートカット機能」を備え、利用シーンごとにスキャン設定を保存できる。搬送モードを切り替えられる「原稿分離スイッチ」を搭載し、二つ折り原稿や封筒のスキャンにも対応する。

約66gの軽量設計を実現

MM-HSRJ03

サンワサプライ
1万5,400円

 サンワサプライは、RJ-9ポート搭載の電話機に直結できる電話機用片耳ヘッドセット「MM-HSRJ03」を発売した。本製品を電話機に接続し、着信があった際に受話器を外すことで、本製品のマイクで会話が可能だ。これにより、ハンズフリーで通話が行える。ケーブルに8通りの結線を切り替えられる「結線切り替えスイッチ」を搭載し、さまざまな電話機での動作に対応する。本体の重量は約66gで、長時間使用しても疲れにくい軽量設計を実現した。ケーブルをスムーズに取り外せる「クイックディスコネクタ」を備え、資料を取りに行く際もヘッドセットを外さずに離席可能だ。

ブルーライト低減率を選択可能

A315-58-WF38U/SF

日本エイサー
オープンプライス

 日本エイサーは、ノングレアIPSパネルを搭載した15.6インチノートPC「A315-58-WF38U/SF」を発売した。CPUにはインテル Core i3-1115G4 プロセッサーを採用。「Microsoft Office Home & Business 2021」搭載モデルで、別途ライセンスを購入しなくてもWordやExcelを使用できる。キーボードにはテンキーを備え、Excelで計算処理を行う際にスピーディーな数字入力をサポートする。弱・中・強・長時間の四つのモードから選択可能な「Acer BluelightShield機能」も搭載している。使用時間や表示コンテンツに応じてブルーライトの低減率を選べる仕様だ。