パーセントで表示する

 例えば、「0.5」が50%なのは常識だ。とはいえ、Excelで100の目標に対して50の結果が50%と表示するには、表示形式を変更するしかない。0.5はあくまでも0.5という数であり、50%ではない場合も多いからだ。
 表示形式の変更は簡単で、前回紹介した手順同様に表示形式のメニューから「パーセンテージ」を選べばいい。
 入力を終えたセルをドラッグしてコピーする際にも、自動的に書式も引き継がれる。よって、全部のセルでいちいち表示形式を設定する必要はないわけだ。

0.45はパーセント表示にすると45%になる
ドラッグで式をコピーすると表示形式も引き継がれる

小数点以下を表示する

 これまでの手順でパーセント表示をすると、小数点以下は表示されない。表示したい場合には、「その他の表示形式」でダイアログを開き、小数点以下を指定する。この手順も簡単なので覚えておきたい。

セルを選択した状態で「その他の表示形式」をクリックする
左のリストから「パーセンテージ」を選び、小数点以下を指定する
小数点以下が表示できた。こちらもコピーすればOKだ

マイナスの表示を変える

 Excelではマイナスの結果は「-234」というように、冒頭にマイナス記号をつけて表示される。ただ、仕事の書類では赤字にしたり、頭に▲をつけるケースがある。これらはそもそも古くからのルールであり、単なるマイナスより見やすい。
 Excelでも、表示形式を指定すると赤字や▲の表示も可能だ。

結果がマイナスになると「-23」などと表示される
「その他の表示形式」でダイアログを開くとマイナスの表示も設定可能
こちらもコピーすれば設定が引き継がれる。マイナスのデータにのみ▲が付く

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