表示可能で共有する

 ファイルの共有には2つの方法があり、「編集可能」にすると、OneDrive上のファイルが編集できてしまう。手元のファイルが編集されると困る場合には「表示可能」で共有すればいい。この場合でも、受け取った相手はファイルのコピーを保存して普通に編集することができるので、特に問題はないだろう。この方法を知らないと、共有したファイルがいつのまにか改変されてトラブルになることがあるので気をつけたい。

共有する際に「表示可能」を選ぶと改変が防げる。送信方法などは前回と同じだ
受け取った相手は、コピーを利用して編集することもできる

ブラウザーで共有する

 OneDriveは、ブラウザーからファイルの履歴やバージョンを管理できる。このため、クラウド上に保存されているファイルがパソコンのローカルにあるファイルと同期されていなくとも、ブラウザーから共有することで最新のファイルと同期されるわけだ。
 ストレージの容量が厳しくてパソコンとOneDriveのフォルダーを同期していなかったり、普段使っていないパソコンで急きょファイルを共有したいときには、ブラウザーから共有する方法を使うと便利だ。

ブラウザーでOneDriveを開く。ここでセキュリティ強化の設定もできるが、「オンラインで表示」をクリックする。もちろん、オンラインのOneDriveのリンクを開いても同様だ
ブラウザーでファイルの一覧が開くので、共有したいファイルを右クリックする
以降の手順は前回までに説明した方法と同じだ

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