インフルエンサーのジャンルについて押さえておこう
Instagram内には、さまざまなジャンルのインフルエンサーがいます。まずは自社で商材やサービスと合うジャンルを決めましょう。インフルエンサーマーケティングの中で、多いのは以下のようなジャンルです。
- ライフスタイル系:ファッション、インテリア、旅行など生活全般、広範囲のターゲットにリーチ
- 美容・健康系:美容製品や健康に関する情報提供、コスメブランドやヘルスケア製品と好相性
- フィットネス系:トレーニング方法や健康的なライフスタイルを発信、スポーツブランドやサプリメントと好相性
- テック系:ガジェットやIT製品に特化、BtoBやIT系のプロモーションに
- 料理・フード系:レシピや飲食レビューなどを発信、飲食店、食品メーカーに活用
- ゲーム系:ゲーム実況やレビュー、ゲーム会社や周辺機器メーカーとのコラボに
- 地域・ローカル系:地域のお店や観光、施設などを紹介、地域密着型のサービスと好相性
このほかにもありますが、代表的なジャンルとしてはこのような分類になります。
フォロワー数だけではなくエンゲージメントも見よう
インフルエンサーを探す際に、「フォロワーは多ければ多いほどよいのか?」という疑問が出てくることもあると思います。一般的にはフォロワー数が多ければ、それだけ影響力が強いと考えられますが、もう一つ重要な指標として、「エンゲージメント」があげられます。つまり、そのアカウントが投稿した時の「いいね数」や「コメント数」も重要ということです。候補のインフルエンサーを見つけたら、フォロワー数の他に「いいね数」や「コメント数」にも注目してみてください。
また、一般的にフォロワーの数に応じて、1投稿あたりの料金が変わってきます。料金については、インフルエンサーごとに違いますが、フォロワー数が多い場合、予算内で依頼できない可能性もありますので、その辺も含めて検討しましょう。
フォロワー数の目安 | 特徴 |
---|---|
1,000~10,000人程度 | 地域密着型のマーケティングやニッチなターゲットの訴求に向いている |
10,000~100,000人程度 | 一定のファンを持ち、フォロワーとの関係性が密接。中小企業におすすめ |
100,000~500,000人程度 | 認知度と信頼性のバランスが良く、幅広い層へのアプローチが期待できる |
500,000~1,000,000人程度 | 大規模なフォロワーを持ち、専門分野での地位を確立しているケースが多い。ブランディングなどにおすすめ |
1,000,000人以上 | 芸能人や著名人。影響力は大きいものの費用が高額になる可能性が高い |
フォロワーが数千人程度でも、エンゲージメントが高いアカウントであれば、しっかり成果に繋がるケースもあります。フォロワー数、エンゲージメント、自社商品・サービスとの相性など、いろいろな角度から判断してみてください。
Instagram内で検索して探してみよう
実際にインフルエンサーを探す場合は、Instagramの検索機能を使います。いくつかのキーワードを入れて何度か繰り返してみましょう。
【1】Instagramのアプリを起動し、下にある虫眼鏡マークのボタンをタップします。
【2】上部の検索ボックスにキーワードを入れます。ここでは「スキルアップ」と入力しました。
【3】Instagramがおすすめする投稿の一覧が表示されます。
この画面で気になる投稿があれば、保存しておきましょう。
【4】次に上部のタブの「アカウント」をタップします。スキルアップに関連するアカウントが表示されます。
ここで気になるアカウントが出てきたらフォローします。
【5】今度は「#スキルアップ」のハッシュタグで検索してみます。ここでも、Instagramがおすすめする投稿の順に並んでいますので、気になるものがあれば保存しておきましょう。
断られることも考慮に入れて、複数の候補をピックアップします。可能であれば、フォローして運用の状況などをしばらく見てみるとよいでしょう。
インフルエンサーへの連絡方法は、一般的にInstagramのDM機能を使うことが多いのですが、中にはプロフィール欄に「メールで」と記載している人もいます。そうした記述がないかも確認した上で、連絡を取るようにしましょう。
まとめ
インフルエンサー活用の2回目では、インフルエンサーの探し方や選定のポイントについて解説しました。フォロワーの多さだけでなく、エンゲージメントにも注目してみてください。